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切り取られた世界

小説や詩の置場です。

『ハイテンの馬』について

『ハイテンの馬』についての感想、反省点などです。ヤマケン関係者で、「品評会前に自分の評価に影響を受けたくない」という場合は続きは読まないでおいて頂ければ幸いです。


事前に決めたテーマを元に作っていた作品が廃案になり、締切一日目前に慌てて考えた作品。
人生のまとめ期にかかった人が、自分の子供に何かを残すような話にしたいなぁと思い、あまり設定に奇をてらわず、さらっと書きあげることにしました。

【人物について】
「親父」を際立たせるために、主人公を含めた周りの人物をあえて目立たないようにしましたが、今から思えば良くなかったように感じています。特に主人公や母親の設定はもう少し丁寧に作りこむべきだったと思います。「親父」ももう少しツンデレ親父っぷりを表現した方が良かったかも。

【作中で出てきた曲について】
仕掛けは「車のテープの曲」なのですが、説明不足の点が多かったため、何のために作中で曲が使われているかが分かりにくかったかもしれません。曲の説明はもう少しつけ加えておくべきでした。また、「鋼鉄の馬」と「海へ来なさい」の二曲を両方とも使う必要は無かったように思います。作品のテーマを考えるならば、「海へ来なさい」の曲に絞った方が良かったように感じています。

【風景描写について】
今回は特に時間が無かったので、風景描写にあまり力が入らず印象がぼやけてしまいました。作品の要になるところだったので悔いが残ります・・・
宇和島周辺の名所の写真などを引っぱり出して描写を盛り込んだり、宇和島の歴史的な経緯を盛り込んだりした方が、もう少し面白くなったのではないかなと思います。

【話の構成について】
大きな破綻はないものの、説明不足の点が多い。また、「親父」と主人公の関係の描写が希薄だったのが良くなかったように思います。物語に「障害」みたいなものが無いので、話として面白くなっていない気がします・・・親父と主人公のコミュニケーションがうまく取れなかったのが、段々うちとけていく過程を見せた方が、物語としてカタルシスを得やすかったかも。

【題名について】
「ハイテン」とは鋼鉄の一種で、自動車によく使われています。
これで「ハイテンの馬」なら・・・何のことかお分かりですね?
実は頑固親父をイメージする意味も含めていましたが、これは「親父」の設定が説明不足だったので成功していない気もします。

【自己評価】
いろいろと伝えたいメッセージは盛り込んでみたものの、肝心のメッセージが何なのかは少し曖昧だったかもしれません。悪くはないけど、それほど高い点数はつけられない・・・ということであまり評価は高くないです。清新さがないので読むのが退屈だったかもしれません・・・。総合すれば前作の方が良かったかも。もっと時間を書けて丁寧に執筆するべきでした・・・。



ヤマケンの品評会の後で、追加を書こうと思います。
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